翌朝、けたたましい携帯電話のコール音で叩き起こされる。
「オイオイ。今日は10時まで寝てるつもりだったのに…誰だ?」
と確認すると(現東京在)タマであった。
「この野郎~。
おまえは深酒した翌日は絶対8時に起きられないだろうが!」
電話に出ると昨晩のメールを確認していないのか?
見ていないのであれば直ぐに確認しろっと言う。
「ちょっとムカつく。」 「何だ!この上から目線は…」
そんなご主人様の気持ちが察したのかモバイルPCが
愚図り出してメールを受け付けない。
見られないんだもん仕方ないじゃん。
仕方ないから二度寝しょうっと…
正午に虹橋を後にして浦東空港に向かう。
一昨日は雨で翌日は上海でというか中国で
珍しく青空が確認された。
ただそこからもう一日経過すると…
やっぱり靄(もや)…正確にはPM2.5が漂っている。
この時期数日の滞在でも喉が痛くなったり
咳が出やすくなったりする。
短期間でも凄く身体の事が心配になってくる。
ただこれまでもこれからもここで生活する人たちの健康は
将来どうなってしまうのだろうか。
今、癌保険屋を始めると儲かりそうでもあり…
ただ数年後に支払いの多さから廃業に追い込まれそうでもあり…
微妙~。
帰りのナイトフライトで外を見ると満月のお月様。
時速750km/hのハイスピードで飛んでいる飛行機の横で
ずっとそこにあるお月様は飛行機が止まっているような
錯覚を与えるのでした。
カミュー
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