中国滞在二日目、今日も日中最高気温は40℃越えるらしいと
恐ろしい予報がなされています。
本日は嘉興→丹陽への移動です。
上海より内陸に入りますと更に最高気温が高まるらしいと
いう話から戦々恐々です。


以前の韓国製自動車であれば後部シートは全然エアコンが
効かないため熱中症の恐れがありますが現在は独車で
高級な部類ですからきっと大丈夫でしょう。

嘉興→上海→蘇州と移動を重ね常州に差し掛かったタイミングで
珍しく突然渋滞が起き始めました。
「危ないなぁ」と思った矢先に後方からブレーキのスキール音。
その後、ドンっと言う衝撃が伝わってきました。
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車を降りて確認するとどうも三台による玉突き事故のようである。
衝撃波は一回のみでしたから最後尾の米車に弾かれた仏車が
我々の独車にぶつかったと言うことですなぁ。
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挟まれた仏車のトランクは消失、更にはラジエターの液漏れを
起こしている為、自力移動は無理のようです。
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この事故現場は高速道路追い越し車線ですが
中国で交通事故は現状待機の為、めっちゃ怖いです。
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更なる追突を恐れ中央分離帯付近に隠れていると
度暑い死にそうになります。
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我々の事故で渋滞を誘発してしまったため
警察の到着は事故後1時間ぐらい経過していました。
早速移動が始まりましたが自走不能な仏車があるため
後方からの走行車に注意をしながらの作業は
困難を極めていました。
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路肩に止めた段階でやっとエアコンの効いた車内に
避難する事が出来ました。
中国では京都の交通安全のお守りも効力は軽減するらしいです。
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事故の事後処理を行うため警察の指示に従い最寄りの警察署に
向かうことになりました。
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最寄りの警察署に到着したのは11時45分。
警察官 「俺たちはこれから昼食だから
     14時に3台の事故当事者全員揃って出直してくれ。」
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「なんちゅーうお役所仕事だ。」と呆れつつ
強制的に我々も常州でランチタイムになりました。
携帯でショッピングウォールを探し簡単に済ませる事になりました。
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その頃11時40分に丹陽で待ち合わせ予定だったM総経理と
イン君は急遽、領収書の出ないローカルレンタカー屋から
車を借りてアポのある客先訪問を済ませていてくれているのでした。
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合流後はいつもの阿里朗で本日の事故ネタで晩ご飯です。
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定期訪中に5年、高速道路での事故経験が2回。
もし新幹線事故が起きれば埋められてしまいますし
この国で人の命の価値は低そうです。カミュー。